「Rainy Night Dance ~雨夜も上機嫌!!~」増刊号

現在mobage版アイドルマスターSideMでの新イベントRainy Night Dance ~雨夜も上機嫌!!~」にて、Café Parade6人の増刊号を描かせて頂きました!出会いに雨のシーンが多かったカフェパレには雨のイベントがよく似合いますね、ストーリーとあわせて宜しくお願いいたします!

SideMの仕事は基本的にmobageのゲーム内のみ、画像なども使用できませんので、是非ゲーム内「雑誌」にて読んでくださればと思います。

 

 

 

 

 

今回の一言:久しぶりに6人そろったイベントとなっています。今回は一部増刊号の内容が繋がっていますのでその繋がりも楽しんでもらえたら嬉しいです。

私が6人揃って描くのはこのイベントが最後となります、心を込めながら描きました。

 

神谷君増刊号>咲ちゃんとてるてる坊主を作るエピソードと、その後のライブシーンを描きました。ちょうど進化前のカード絵ともシンクロする内容となっています。風船やてるてる坊主などにメンバーの顔を描きがちなカフェパレを描くのが大好きなので今回もノリノリで描きました。ライブシーンは雨の中でも楽しく雨ですら楽しむメンバー達が、風に揺れてふわふわ踊っているてるてる坊主達の姿に重なる描写をセリフ無しでどう表現するか悩みました。ラストの「Dance with rain!」のシーンをカフェパレのみんなとのお別れも兼ねて原稿の一番最後に描いたので、一番思い入れのあるコマになっています。神谷くんのことは、ずっとハンサムに描けますように!と思いながら描いていました。

 

東雲君増刊号>今回の増刊号で唯一の晴れシーンだったので、印象深くなるように光の表現を多めに入れています。晴れやかな空と、東雲くんの心境と。東雲くんはエムステで踊ってる時も前髪の長い部分の揺れ方が綺麗だなぁと思っていたので、モバエムの増刊号でもつい髪の毛が揺れるシーンを描いてしまいます。(春一番でも風に揺れてたな…と描いてから気づくっていうね…)2コマ目の水たまりのコマが、絵として雨上がりの清々しい情景を説明できたのでお気に入りです。東雲くんはさっぱりした美人に描けたら良いなぁと思いながら描いていました。

 

咲ちゃん増刊号>神谷くんの増刊号とシンクロした内容になっています。サタンのてるてる坊主を小さくするか大きくするか…で悩み、神谷くんなら多分アスランくんと同じ大きさのてるてる坊主にサタンの顔を描くだろうと思ってあの形におさまりました。久しぶりに咲ちゃんの裁縫についても描くことが出来て楽しかったです。描写はないですが、きっと作る前ノートにデザイン画をいっぱい描いたりしたんだろうなーと思いながら描きました。常にかわいいけどかっこいい、そんな咲ちゃんを目指して作画していました。

 

巻緒君増刊号>くしゃみをする巻緒くんとそれを心配する面々のエピソードになっています。昨今の情勢をふまえ、どこまでくしゃみさせるべきかでとても悩んで制作との話しあいを経てあの描写となりました。結果的に巻緒くんらしいとても可愛いくしゃみになって良かったなと思います。後半の毛布のゆがみはトーン作業を手伝ってくれた友達が頑張ってくれました、画面の半分を占める毛布の質感が出ることによってより巻緒くんを包み込むあたたかさが印象深くなったのではと思っています。最後のふわりとほほ笑む巻緒くんの表情がお気に入りです。巻緒くんは咲ちゃんと対照的に、かっこいいけどかわいいをモットーに描いていました。

 

アスラン君増刊号>突然雨に降られてしまい、サタンをかばうアスランくんを描きました。この時期は本当に突然降ってくるから油断なりませんね。必死にサタンをかばうアスランくんの描写で、一瞬スカーフでぐるぐる巻きにするのも考えたのですがギャグっぽい画面になるなぁと思い腕の中で必死に守る描写にしています。後半は咲ちゃんが作ったポンチョをもらうホッコリする内容となっています。描きながらアスランくんも恐らくサタンのレインコートは作ってるんじゃないかなぁとも思ったのですが、ライブ衣装とお揃いの特別仕様を同胞が作ってくれたら凄く嬉しいし大事にするよなと思い、最後の表情になりました。(最初は、もっとアーッハッハッハ!的な元気な画面作りも検討していました)7年前から時折見せるしみじみ嬉しそうにするアスランくんを今回描くことが出来て良かったです。アスランくんは表情が元気なので、崩す時は崩すけど基本的には美形に…と思いながら描いていました。

 

そんな感じで作画させて頂きました。

アイドル達を〇〇に描けたら良いな…という目標はカード絵とにらめっこしながら作画の方向性を定めようとした結果、あくまで私が個人的に「自分の絵で作画するにあたっての目標」としていたものです。このお仕事はある程度描くことが決まっているのですが、ユニットや作家さんによってちょっとずつ描き方や演出の仕方が違っていて、多分それがそれぞれの作家さんの持つ持ち味なんだろうなと思っています。多分私が描くアイドル達も制作の指示通り、常にニュートラルに…と思って描いていましたが何らかの形で私の味のようなものが出ていたのではないかと思います。私の味付けがされたアイドル達は次回までで終わりとなります、また次の作家さんの持ち味で輝くアイドルを見るのが楽しみです。ずっとずっとその先へ、これからも応援していきたいです。

 

 

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